時間が経ってしましましたが、8年ぶり、3回目のインド旅行の思い出をアップします。
のんびりと時間が流れていたインドの面影は何処へ、街からはお牛様も追い出され、インドは高度成長期真っ只中、デリーには道端のチャイ屋は減り、スタバがオープンしていました。しかしカオスの中でクラクションを鳴らしまくり前の車にどいてもらうという運転ルールは健在でした。
カメラを向けるとみんなでポーズをとってくれるサービス精神たっぷりの国民性も健在でした。今回はデリーから入り、初めてのラジャスターン地方を目指し、そこから飛行機でカルカッタに飛び、日本へ戻る12日間のスケジュール。
ウダイプルのレストランからの眺望です。どの建物にもエレベーターはありません。階段をひたすら登り開けた最上階の心地良い風が通り抜けるガーデンレストランでホッと一息。湖の周りを歴史を感じさせる古い建物が囲む、とても美しい町でした。
プシュカルという湖の畔の町で出会ったヒンドゥー教の巡礼者のお2人、写真を撮れ、と手で合図され、こんな素敵な写真が♡
町の隅々に生活感が溢れてる、そんな感じが懐かしさを感じさせてくれるのでしょうか・・・?
道端の床屋さん、野菜売りのおばちゃん、道を聞くと知らなくてもどこまでも付き合ってくれるおじさんや、でも人を間違えると何故かガイド料を請求されてみたり・・・(汗)。
おもしろいと思ったのは、定価という概念が未だ浸透していないところ。あなたと私が友人ならば安くなるんだよ、っていう考え方が結構フツーで、またお金がある人が出すのもフツー、ある意味健全な気もする。
日本とフツーが違いすぎるところがすっごいエネルギーいるけど目からうろこでインドが好きな理由の1つです。
これはアフメダバードという町にある、なんと古井戸です。500年前にイスラム教徒が作った建造物だそうですが、井戸にここまでやる!?
砂漠地方は空気が乾いていて日差しが強く、彫刻の陰影がとても美しかったです。そして中は洞窟の中みたいにひんやり。インド人のセンスと奥深さを感じさせられる空間でした。
ちょっと横道にそれて河原に行くと、そこに住んでいる女の子と出会いました。かわいかったので写真に写ってもらいました。するとその河原に・・・
ひまし油の採れるとうごまを発見!!
これは私の背丈位の高さでした。生命力に満ち溢れてる感じ。
良く見ると、お寺の脇にも、バスから見える畑にも、あっちこっちにとうごまだらけ。繁殖力すごそう。
やっぱりインドは広い、広すぎる・・・。2日ほど滞在しては、町から町を列車やバスで5時間~8時間揺られて、移動しながら空港のある町アフメダバードに着いたところで、旅も前半終了、後半はカルカッタへ飛行機で移動してやっと念願かなってのマザーテレサのホームに向かいました。