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執筆者の写真Katsura Ito

引っ越しました




「田舎に暮らしたい・・・」と、ずっとぼやき続け、そろそろ実現しないとダメだろ~と思い、去年は長野県の役所を回ったり、知人に頼み何件か見つけてもらったり、ネットや雑誌もチェックしてみましたが、東京から来るひとりモンには、山間部で暮らすのはムリがあるという事か良い家と出会えず、落胆して長野から下道で群馬を通りそのまま埼玉に入ったところ、『東京に近いのにこんなに山は険しかったか、しかもこんなにローカル!』と感動して車を走らせ、やっと埼玉県飯能市で出会えた理想的な古民家。電信柱に雨にぬれて消えかかってるけど確かに『貸家あり』という貼り紙が・・・。 ちょっとがんばれば都内通勤圏、池袋から西武線で40分の飯能駅か、立川からJRで30分の青梅駅から車で20分、秩父と青梅の山脈の入口というか、とにかく周りは全部山!夜は蛙の声、朝は鳥の声、道で鹿のペアとバッタリ会って(サファリパークみたい!)って思ったり、裏山のたけのこ取りはいのししと競争、今は山菜だらけだし、なんだ、こんな近くで良かったんだ~と、お隣の県にありました、理想のお家! 問題は、分不相応に広すぎる事。まだ慣れずムダに動き続けています。家の前の道の掃除をしている時は電話までかなり息切れします。想定内ですが、常に草刈必須です。 まずは引き続き食糧自給を目指し、半分が石ころのカチカチの庭を掘り始めました。 元住吉のお庭も、土が生き返ったのは2年目だったので、今年は難しいかなーと思いつつも、ハーブや野菜の苗を埋めてみました。今回はガイアの畑の真似をして、動物性の肥料は撒かないでみようかなーと思いましたが、まだ虫がぜんぜんいないので、やっぱり鶏糞くらいは撒いたほうがいいのかなー?バケツで石を運んだりしてると、開墾の喜びが沸いてくるのでした(単純で大げさ・・・)。大家さんが「下の畑も貸してやる」と言ってくれたけど、まだまだ家の周りしかムリです。 東京、神奈川、埼玉を行ったり来たりで、スローライフって感じとは程遠いムードですが、もっと丁寧な生活ができるようになれるといいなー、しかし一番近いコンビニも車で山越えしないとならないので、「ちょっとポテトチップ」は無くなりました。携帯は圏外、テレビはつける気にならず、すご~く静かにしてます。(←私の基準) 大家さんのじい様のじい様のもっと先代、いつできたかわからんというお家、大事に住まわせていただこうと思ってます。 きっと夏は最高だぁ!



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