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執筆者の写真Katsura Ito

プロセス志向心理学

とっても落ち込んだある日、落ち込みついでにもっと内面を探ってみようと、プロセス指向心理学講座に申し込んでみました。講師は富士見ゆきお先生。

内容紹介は何やら難しい言葉が並んでいる。マイナーな心理学なので小人数でしょ、と思いきや、ずらっと60人は集まったか、クロウトさんが多そうな印象で、講座が始まった。

メタスキル(技を超える)セラピストの心構えのお話、瞑想と同じ気づきを持って臨むこと、例えばアロマセラピストも同じ¨思い¨で施術をすることが必要であるなどと、来た甲斐ありそうな展開で始まりました。

頻繁に登場するのがトリックスター、秩序を破壊したり、文化に風穴を開けたり、硬直しているところを緩ませたり、常識では考えられないようなことをたくさんする、道化やペテン師、あまのじゃくといった存在で、セラピストがトリックスターになるのではなく、セラピーの行間にトリックスターが出てくるのを見抜くんだそうだ。

さて ・仕事 ・パートナーや家族 ・友人関係 ・身体 ・生き方 ・社会 ・自然 等の項目を¨ハートのある道¨ハートで行っているか自分自身に聞いてみましょう、とハートに手を当ててチェックしてみる。評価せず、心をこめて魂を入れて行っているか?その感覚、ハート=ドリームボディー(サトルボディー)となるらしい。うーん、ここまで解ったような解らないような。

さて、実際のワークをちょうど先生の話に出たラム・ダスのBe here nowを持っていた女性がクライアントとなり体験。彼女は社会に貢献できる職業でスケジュールに追われ多忙だという話をする(これは一次プロセスというらしい。)先生はその話を聞きながら疲れや怖れを感じた(二次プロセス。)一次プロセスと二次プロセスの間には¨エッジ¨というものがあって、先生の誘導でエッジに立ちプロセス側と会話をしていくと、彼女が気づいていない部分が本人の口から言葉になって現れてくる。展開が早くて驚いたのと同時に、このセッションに必要なのは、セラピストの言葉にしにくい体感や繊細な感知力と瞑想?とボディーワーク界のクラニオセイクラルと近い位置付けを感じました。やっぱり感覚を研ぎ澄ましていく事が道なのかなぁ、、、。

それにしても富士見先生のメタスキルを目の当たりにできて興味深い体験でした。

もっと自分に向き合うために、また参加させてもらいたい講座でした。


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